合同会社として活動していても、Webサイトの情報が不十分で問い合わせが来ない——そんな状況に心当たりはないでしょうか。発注者はWebサイトで「この会社に依頼して大丈夫か」を数十秒で判断します。必要な情報が揃っていなければ、どれだけ実力があっても問い合わせにはつながりません。本記事では、合同会社のWebサイトに必ず載せるべき情報を、発注者が見ているポイントとあわせて解説します。結論として、発注者がWebサイトで確認したい情報は「何ができるか」「実績はあるか」「誰がやるか」「いくらかかるか」「どう連絡するか」の五点に集約されます。
Contents
発注者がWebサイトで何を確認しているか
発注者が外注先のWebサイトを訪問したとき、どんな順番で何を確認しているかを理解することが、Webサイト設計の出発点です。一般的な発注者の行動パターンは以下の通りです。
この流れのどこかで「情報が足りない」「わかりにくい」と感じると、発注者はそのまま離脱します。逆に言えば、各ステップで必要な情報が揃っていれば、問い合わせまでの導線がスムーズになります。
必ず載せるべき情報① 専門領域とサービス内容
発注者がWebサイトを開いて最初に確認するのは「自社の依頼に対応できる会社か」です。トップページまたはサービスページに、対応できる業務の範囲・得意な領域・対象となる顧客層を明確に記載しましょう。
「何でもできます」という表現は避けてください。「BtoB企業のWebサイト制作・SEO対策に特化」「飲食店・美容サロン向けのSNS集客支援」など、得意領域を絞って明記することで、該当する発注者に強く刺さります。特化することへの不安はありますが、絞った方が検索でも見つかりやすく、問い合わせの質も上がります。
必ず載せるべき情報② 実績・ポートフォリオ
実績ページは、Webサイトの中で発注者が最も時間をかけて確認するページです。完成物の画像を並べるだけでなく、「クライアントの課題→自分のアプローチ→成果(数値)」という流れで記述することで、発注者は「自社の課題も解決してもらえそうだ」とイメージしやすくなります。
守秘義務の関係でクライアント名を出せない場合でも、業種・規模・課題の概要・改善率などは掲載できるケースが多いです。クライアントに確認した上で、可能な範囲で情報を公開しましょう。
必ず載せるべき情報③ 代表者プロフィールと経歴
合同会社への発注で発注者が最も気にするのは「誰が担当するか」です。大手制作会社とは異なり、合同会社では代表者や少数のメンバーが直接プロジェクトに関わるため、「この人に頼みたい」と思ってもらえるかどうかが、問い合わせの決め手になります。
プロフィールページには、代表者の名前・経歴・専門領域・これまでの仕事への姿勢・写真を掲載しましょう。顔写真があることで信頼感が大きく向上します。経歴に大手企業・有名プロジェクトの経験がある場合は、積極的に記載してください。
必ず載せるべき情報④ 料金・費用の目安
料金の掲載を「交渉の余地がなくなる」「安く思われる」という理由で避ける合同会社は多いですが、これは機会損失につながります。発注者は料金の目安がわからないと、「予算が合わないかもしれない」という不安から問い合わせをためらいます。
完全な料金表でなくても構いません。「Webサイト制作:30万円〜」「月額顧問:10万円〜」という最低価格の目安を示すだけで、予算が合う発注者からの問い合わせが増えます。「まずはご相談ください」だけでなく、「〇〇万円〜」という数字を一つ添えることが、問い合わせのハードルを下げます。
必ず載せるべき情報⑤ 問い合わせフォームと連絡先
どれだけ優れたWebサイトを作っても、問い合わせの入口が見つけにくければ意味がありません。問い合わせフォームはすべてのページから簡単にアクセスできる場所に設置し、フォームの項目は必要最小限に絞りましょう。項目が多すぎると離脱率が上がります。
また、電話番号・メールアドレス・所在地(都道府県レベルでも可)を掲載することで、法人として実態がある会社だという信頼感が生まれます。
あると差がつく追加情報
| 追加情報 | 効果 |
|---|---|
| クライアントの声・推薦コメント | 第三者評価による信頼感の向上 |
| よくある質問(FAQ) | 発注前の不安・疑問を先回りして解消 |
| 対応エリア・オンライン対応の可否 | 地方在住の発注者の不安を解消 |
| ブログ・コラム(専門知識の発信) | SEO効果と専門性の証明 |
| インボイス登録番号 | 税務上の信頼性の担保 |
| 法人番号 | 正式な法人であることの証明 |
特にインボイス登録番号と法人番号の掲載は、発注者が「正式な法人かどうか」を確認する手間を省き、問い合わせへの心理的ハードルを下げる効果があります。
Webサイト情報のチェックリスト
自社のWebサイトを見直す際に活用してください。
| 確認項目 | チェック |
|---|---|
| 得意領域・専門分野が明確に記載されているか | □ |
| 対応できる業務の範囲が具体的に書かれているか | □ |
| 実績・ポートフォリオに課題と成果が記載されているか | □ |
| 代表者の顔写真・経歴・専門性が掲載されているか | □ |
| 料金の目安が掲載されているか | □ |
| 問い合わせフォームがすべてのページから見つけやすいか | □ |
| インボイス登録番号・法人番号が掲載されているか | □ |
| 最終更新が半年以内か | □ |
hikiaiへの掲載で情報発信の場を広げる
Webサイトの情報を整備したら、次は発注者が外注先を探す場所にも掲載することで、問い合わせのチャネルを広げましょう。hikiaiでは、合同会社の専門性・実績・得意領域を無料で掲載できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 設立したばかりで実績がない場合、Webサイトに何を載せればよいですか?
A. 前職での経験・自主制作・ボランティア案件などをポートフォリオとして整備しましょう。実績がない代わりに、代表者のプロフィールと専門性を丁寧に伝えることで、信頼感を補うことができます。
Q. 料金を掲載すると安く見られませんか?
A. 適正な価格帯を「〇〇万円〜」という形で示すことは、むしろ専門家としての自信の表れです。料金を隠すよりも、根拠のある価格を堂々と示す方が、発注者からの信頼を得やすくなります。
Q. Webサイトはどのくらいのページ数が必要ですか?
A. 最低限必要なのはトップ・サービス内容・実績・プロフィール・お問い合わせの5ページです。ページ数よりも各ページの情報の充実度の方が重要です。
Q. スマートフォン対応は必要ですか?
A. 必須です。発注者がWebサイトを確認する端末はスマートフォンが多く、スマートフォンで表示が崩れるサイトは信頼性を損ないます。制作・更新の際は必ずスマートフォン表示を確認してください。
まとめ
合同会社のWebサイトに必ず載せるべき情報は、専門領域・実績・代表者プロフィール・料金の目安・問い合わせフォームの五点です。この五点が揃っているだけで、発注者の「問い合わせしてみよう」という判断を後押しできます。Webサイトは24時間働く営業担当者です。一度整備すれば継続的に問い合わせを生み出す資産になります。まず自社のWebサイトを上記のチェックリストで見直すことから始めてみてください。


